1977年10月9日、映画監督原田眞人の長男としてアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスにて生まれる。

映画初出演(!?)は赤ちゃんの時、原田監督のデビュー作である「さらば映画の友よ・インディアンサマー」。小学校の途中から卒業まで東京都目黒区にて奔放に育ち、その間1986年 「妖怪天国」(監督・手塚真)87年 「おニャン子ザ・ムービー危機イッパツ!」( 監督・ 原田真人)89年 「ガンヘッド」 (監督 原田真人)などに出演。原田監督の演出によって泣き笑いしつつ、現場を遊び場していた。この頃「ドラえもん」「風の谷のナウシカ」などと同じ様に「スターウォーズ」「ダイ・ハード」などの作品を熱く鑑賞する。

中学入学よりアメリカへ帰国。1992年 カリフォルニア州グレンデール市立トール中学校卒業。翌年、同州パサデナ市日本人学校あさひ学園中学部卒業。サン・マリノ市私立サウスウエスタン・アカデミー高等部時代は日本より安価な映画料金も手伝ってシアターに通いまくる。
1997年日本へ戻り「バウンスkoGALS」でビジコンを担当しつつMoro役で原田映画にカムバック。この作品で出会った新人俳優達の演技に対するひたむきな姿勢に触発されて、本格的に役者業を目指すべく勉強のためにN.Y.へ旅立った。

翌年「自分の育った国であるアメリカをじっくり見てみたい」とレンタカーを借り、貯金の40万円をはたいてアメリカ31個の州とカナダの二つの州を宿泊の約7割は車の中で過ごしつつも約一万五千キロ走破。アイオワでは「フィールド・オブ・ドリームス」の野球場で筋肉痛になるほどノックとキャッチボール、シカゴでは迷子になり、カナダでは泣きが入るほど寒い思いをした。

1999年「金融腐蝕列島・呪縛」のクリス・ゴタンダ役で本格的に役者"遊人"としてデビュー。撮影中の役所広司・椎名桔平らの人気を見て、「絶対キャーキャー言われる役者になってやる!」と決意する。

原田監督に一番近い原田映画ファンでもあり、映画狂のDNAもきっちり受け継いだため鑑賞した映画評は秀逸で、父譲りの破壊力を秘めている。 2001年公開の「狗神」では準主役の土居誠二を演じている期待の新人(!?)である。

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