2020/05/22 (金)

まぼろしの初日。


土方新選組の夢を見た。

本来ならきょう5月22日が「燃えよ剣」の初日でメインキャストやスタッフや多くの観客と出会える栄えある一日になる筈だった。その大きな大きな喪失感を埋めようとする夢なのだろう。

学校の講堂のようなところに300人くらいの新選組隊士が整列している。全員、黒の制服。だんだら制服はゼロ。後方グループはソーシャル・ディスタンスを保っているが集中力に欠けて隊士らしくない。と、私は怒り、怒ってもだれも不貞腐れたように動かないから、土方岡田歳三に号令をかけてもらおうと彼を探す。

列の前方、ステージ下では隊士やらファンやら取材者の密集過密状態が三つ。岡田歳三は映画のように寝転がって、トドの集団のように腹這いにくっつき合う隊士やらファンやら取材者に作品の心得を語っている。その向こうでは沖田涼介総司と近藤亮平勇を囲んだ密集地帯が二つ、ラグビーのようなスクラムで快哉を叫んでいる。



こういう混乱を私は渇望しているのか。

しかし、ポイントは、鮮烈な夢だ。

このところ無数の新型ドリームを見て起きるのだが、目覚めると思い出せない夢ばかりだった。5月22日に見た夢はすべてが鮮烈だった。

土方新選組のあとは海沿いの宿場町オープンセットでの過密なスタッフ打ち合わせだったし、明け方には何千もの団体が動き回る遊園地でのトイレ探しだった。最終的に見つけたのは不愉快な顔をしている漫才コンビの蝋人形と対面型の、引き戸上半分硝子張りの小用専用トイレだった。

切羽つまった私は、下半身に注がれる不愉快コンビ蝋人形の視線に文句を言いながらも彼らの足下めがけて小用を遂行したのだが、表から鑑賞されている気配。見ると、女子中学生の制服集団が人柄のよさそうな笑いを浮かべションベン監督の写真を撮っていた。当然、そこで目覚めた。



それにしても、クロカワ騒動の顛末は寒い。こういう絵に描いたような愚か者を検事総長に据えようとしたアベノマスク政権、その動きを擁護する駄文を書いたタカハシハセガワコンビ。私が夢でオシッコを引っ掛けた漫才コンビはこのふたりだったのか。それともアベクロカワのコンビだったか。

コロナ禍と一緒に権力乱用コントも終息させたいと切に願う。


2020/05/22 (金)

まぼろしの初日。


土方新選組の夢を見た。

本来ならきょう5月22日が「燃えよ剣」の初日でメインキャストやスタッフや多くの観客と出会える栄えある一日になる筈だった。その大きな大きな喪失感を埋めようとする夢なのだろう。

学校の講堂のようなところに300人くらいの新選組隊士が整列している。全員、黒の制服。だんだら制服はゼロ。後方グループはソーシャル・ディスタンスを保っているが集中力に欠けて隊士らしくない。と、私は怒り、怒ってもだれも不貞腐れたように動かないから、土方岡田歳三に号令をかけてもらおうと彼を探す。

列の前方、ステージ下では隊士やらファンやら取材者の密集過密状態が三つ。岡田歳三は映画のように寝転がって、トドの集団のように腹這いにくっつき合う隊士やらファンやら取材者に作品の心得を語っている。その向こうでは沖田涼介総司と近藤亮平勇を囲んだ密集地帯が二つ、ラグビーのようなスクラムで快哉を叫んでいる。



こういう混乱を私は渇望しているのか。

しかし、ポイントは、鮮烈な夢だ。

このところ無数の新型ドリームを見て起きるのだが、目覚めると思い出せない夢ばかりだった。5月22日に見た夢はすべてが鮮烈だった。

土方新選組のあとは海沿いの宿場町オープンセットでの過密なスタッフ打ち合わせだったし、明け方には何千もの団体が動き回る遊園地でのトイレ探しだった。最終的に見つけたのは不愉快な顔をしている漫才コンビの蝋人形と対面型の、引き戸上半分硝子張りの小用専用トイレだった。

切羽つまった私は、下半身に注がれる不愉快コンビ蝋人形の視線に文句を言いながらも彼らの足下めがけて小用を遂行したのだが、表から鑑賞されている気配。見ると、女子中学生の制服集団が人柄のよさそうな笑いを浮かべションベン監督の写真を撮っていた。当然、そこで目覚めた。



それにしても、クロカワ騒動の顛末は寒い。こういう絵に描いたような愚か者を検事総長に据えようとしたアベノマスク政権、その動きを擁護する駄文を書いたタカハシハセガワコンビ。私が夢でオシッコを引っ掛けた漫才コンビはこのふたりだったのか。それともアベクロカワのコンビだったか。

コロナ禍と一緒に権力乱用コントも終息させたいと切に願う。


2020/05/11 (月)

検察庁法の醜悪な改正に抗議します。


狂気と欺瞞の集積たる権力者は日々増殖している、と2月に書いた憶えがあります。コロナ・ウィルスよりもおそろしい権力乱用ウィルスの流行を感じたからです。

アベさん、あなたは民主主義の敵です。1月31日に三権分立が冒されるこの改正案を閣議決定した閣僚もすべて民主主義の敵です。

コロナ対策での数々の醜態を経て、緊急事態宣言によって国民が自粛を強いられ集会を開けない時期に国会でこの法案を通過させようとするゲスの極みの姑息さに、現時点で500万に達する国民の怒りが集まるのは当然です。

アベさん、もともとあなたの支持率の大多数は「ほかよりはマシだからさあ」という考え方でした。こうなると、その手の消極的な支持者も、常識的に考えて、ほかの誰もがあなたよりはマシだっぺ、に変わるでしょう。もともと非常識な人たちだとしても、そうなるでしょう。



野党や弁護士会が声をあげるのは当然の成り行きですが、与党の中からこの権力乱用ウィルスに怒りの声があがってこないということになると、自民党も公明党も民主主義の敵ということになります。

「殿、ご乱心」の同類なんですか?

イシバさん、あなたも黙っているんですか?

公明党はキシダさんの顔をたてることしか考えていないんですか?

クロカワさん、あなた、この改正案に乗っかって「めでたく」検事総長になったら「検察側の大罪人」ですね。正義の検察官がレジスタンス運動に走るのではないですか。犬の散歩が趣味の筆頭だとしたら、クロカワさんの犬が可哀想。散歩もさせてもらえなくなって。麻雀とカジノが趣味だというから愛犬の名前は、リーチかロンかバカラかな。

そうなったらそうなったで、「検察側の罪人」の腹違いの続編を創るモーティベーションはあがります。主役はアベさんの大好きな星野源さんと井浦新さん。タイトルは「検察側のスパルタカス」。

現時点では、1945年8月6日8時15分の悲劇もふくめ、広島に私の関心が集中しています。広島地検がんばれ、と旗を振り、あの不気味な夫婦の選挙違反の成り行きを見守るつもりです。イナダ検事総長、だいじょうぶかな。


2020/05/11 (月)

検察庁法の醜悪な改正に抗議します。


狂気と欺瞞の集積たる権力者は日々増殖している、と2月に書いた憶えがあります。コロナ・ウィルスよりもおそろしい権力乱用ウィルスの流行を感じたからです。

アベさん、あなたは民主主義の敵です。1月31日に三権分立が冒されるこの改正案を閣議決定した閣僚もすべて民主主義の敵です。

コロナ対策での数々の醜態を経て、緊急事態宣言によって国民が自粛を強いられ集会を開けない時期に国会でこの法案を通過させようとするゲスの極みの姑息さに、現時点で500万に達する国民の怒りが集まるのは当然です。

アベさん、もともとあなたの支持率の大多数は「ほかよりはマシだからさあ」という考え方でした。こうなると、その手の消極的な支持者も、常識的に考えて、ほかの誰もがあなたよりはマシだっぺ、に変わるでしょう。もともと非常識な人たちだとしても、そうなるでしょう。



野党や弁護士会が声をあげるのは当然の成り行きですが、与党の中からこの権力乱用ウィルスに怒りの声があがってこないということになると、自民党も公明党も民主主義の敵ということになります。

「殿、ご乱心」の同類なんですか?

イシバさん、あなたも黙っているんですか?

公明党はキシダさんの顔をたてることしか考えていないんですか?

クロカワさん、あなた、この改正案に乗っかって「めでたく」検事総長になったら「検察側の大罪人」ですね。正義の検察官がレジスタンス運動に走るのではないですか。犬の散歩が趣味の筆頭だとしたら、クロカワさんの犬が可哀想。散歩もさせてもらえなくなって。麻雀とカジノが趣味だというから愛犬の名前は、リーチかロンかバカラかな。

そうなったらそうなったで、「検察側の罪人」の腹違いの続編を創るモーティベーションはあがります。主役はアベさんの大好きな星野源さんと井浦新さん。タイトルは「検察側のスパルタカス」。

現時点では、1945年8月6日8時15分の悲劇もふくめ、広島に私の関心が集中しています。広島地検がんばれ、と旗を振り、あの不気味な夫婦の選挙違反の成り行きを見守るつもりです。イナダ検事総長、だいじょうぶかな。


2020/05/01 (金)

コロナ禍だからホーム・シアターへ行こう。4/23〜4/30。



4/23 DVD「レセ・パセ」。2003年12月に三軒茶屋中央で見て以来の観賞。ひとりのジャンの物語を2人のジャンの物語にしてしまったベルトラン・タヴェルニエの勇み足が勿体ない。ジャック・ガンブランのジャン・ドヴェーヴルはキャラもエピソードも秀逸。ドゥニス・パタゴニスのジャン・オーランシェはキャラもエピソードも詰まらない。

作品のハイポイントは、すべてドヴェーヴルの行動熱量に拠っている。「耳に残るは君の歌声」が奏でられる自転車での夜の旅も、風邪に冒されながらの「英国へのミッション」も。

有能な助監督としての業務をこなし、体力の限界を超えてこういった活動をした愛すべき男を、ガンブランは見事に生きる。彼のへろへろ度数上昇の芝居が筆舌に尽くせぬほど感動的なのだ。英国エピソードでは、演技派のティム・ピゴット・スミスやジェレミー・チャイルドなどを配して、英国的お役所仕事を揶揄するあたりも面白い。

タヴェルニエとしては、第二次大戦下のパリを生きた2人の映画人を質(オーランシェ)と量(ドヴェーヴル)、言語を駆使した抵抗と体力を駆使した抵抗といったコントラストで描きたかったのはわかる。(ドヴェーヴルは監督になっても「浮気なカロリーヌ」程度の艶笑コメディしか撮っていない職人。オーランシェは数々の名作に絡み、近年はタヴェルニエの「田舎の日曜日」の脚本にも参加したA級映画人。)

しかし、オーランシェの「3本の脚本と4人の女たち」は点描して力を発揮するエピソードが皆無なのだ。絡む女優陣が豊富なのに魅力的なキャラクターは皆無。エピソードはすべて、小賢しいし退屈だ。特別出演格のマリー・ジラン(娼婦オルガ)だけが面白くなる要素もあったのに、戦後の試練を一言で片付けられてはどうにもならない。

どうしてもジャン・オーランシェの戦時下を描きたければ、投獄された名脚本家シャルル・スパークと同じ分量の出番に削るべきだった。あの時代のONE OF THEMで充分。ドヴェーヴルの回顧録をベースにしているのだから、メインのジャンはドヴェーヴルだけでよかった。評価:再見してほぼ同格のA。



4/24 NETFLIX「タイラー・レイク EXTRACTION」。日記に記載。評価:B+。

4/25 DVD「ラウンド・ミッドナイト」。日記にも書いたが、ショックを受けるほど退屈した。37才の私は、このだらだらジャズ映画のどこにそれほど引き寄せられたのか。確かに、デクスター・ゴードンの存在感は凄い。しかし、サックスの演奏が華美なテクニックを一切廃しており、その技巧に私などは感銘しない。最初の演奏曲がAS TIME GOES BYという選曲もよくない。ハービー・ハンコックのピアノは技を感ずるが、サックスは単調で飽きる。

そんな「アーティスト」に人生を捧げるフランソワ・クルーゼが、また面白くない。「レセ・パセ」のジャン・オーランシェと同じ切れ方をするのも知恵がない。タヴェルニエを昔程には愛せなくなったようだ。評価:再見で格落ちのB。

4/26 NETFLIX「ブレスラウの凶禍」。日記に記載。主役2人の共闘は素晴らしい。93分で、どんでん返しのてんこ盛りは勿体ない。尺を2時間に伸ばし、罪を犯すために自らに難行苦行を強いる、つまり鞭打ち行者のミッション・インポッシブルに敢えて挑む殺人鬼の心理を、丁寧かつ緩急をつけて描けば未曾有の傑作になったかも。評価:A。



4/27 DVD「レニー・ブルース」。こんなにうざい映画だったっけ?ホフマンのレニーにもがっくり。1974年にLAで封切りを見たときは「しゃべり倒す」演技に圧倒されたが、今見ると、ウーマン村本ほどのマシンガン・トークでもなく、エンターテイナーの間もうまくない。ダーティワードを散りばめている以外、面白くもないし痛くもない。1950年代から60年代にかけての遺物に堕している。それを70年代に流行った時間軸をいじくり倒す手法、およびエセ・ドキュメンタリーとして関係者へのインタヴューで綴る「市民ケーン」手法とごっちゃになって構造的に破綻している。

ボブ・フォッシは「市民ケーン」を借りてシリアスな映画作家への脱却を図りたかったのだろう。もともと私はフォッシを「キャバレー」のステージ・ナンバーでしか評価していないから、こうやって数十年ぶりに見ると、アラが際立って浮いている。このあと撮った「オール・ザット・ジャズ」も「スター80」もひどかった。レニーの話は、成功への道筋を順に追って、最後に落ちる構造が正解だったと思う。

「マーベラス・ミセス・メイゼル」シーズン1の流れは、レニーの生きた道筋を道案内に成功したのがよくわかる。「マーベラス」でレニーを演じたルーク・カービーの方が、ホフマンよりも聴衆を魅了するカリスマ性を備えていた。

映画には、裁かれるレニーの法廷シーンがふたつある。最初はレニーが控えめなオブザーヴァーで証人台、陪審員席に代表される「世間」のヴァラエティも豊か。作品中で、私が一番楽しめたシークェンスでもある。二つ目は、いわば、死に突き進むレニーの最後のスタンダップ・アクトで、判事相手に泣き喚き叫ぶ芝居が当時のホフマンの限界を、そしてフォッシの演出家としての限界を高らかに歌い上げている。白けて腹が立つクライマックスではあった。評価:劇的な格落ちのB。



4/28 NETFLIX「狩りの時間」。「KAMIKAZE TAXI」と「ターミネイター」をごっちゃにしたチンピラ犯罪映画。脚本・監督ユン・ソンヒョンの力不足。たるい。話もつながらない。イ・ジェフンを筆頭に若者たちのキャラが通俗。いかりや長介さんをハンサムにしたような仇役は道化。ラストの旅立ちは、まるっぽ「ターミネイター」の論理。幼稚。評価:C+。

4/30 NETFLIX「ジャドヴィル包囲戦」。1961年、コンゴ動乱時のジャドヴィルの戦いを扱っているが、戦闘シーンの迫力はあってもリアリティがない。何しろ、国連軍のアイルランド兵士150名は6日間戦ってひとりの死者も出なかったというから戦闘の規模がこの作品で描いているものと違うのではないか。雲霞の如き敵はバタバタ倒れ、ベルギー人の黒幕と思しき「白いスーツの男」は簡単に狙撃できるし、歴戦の猛者風フランス人傭兵の攻め方も単調。口だけ達者の無能戦士をギヨーム・カネが演じている。何よりもコンゴ動乱をチョンベがらみで描くにしては政治観世界観が安っぽい。

演出のリッチー・スミスはアヴェレージ。体力はあっても知力に欠ける。とはいえ、アイルランドのヒーローを演ずるジェイミー・ドーナン、ジェイソン・オマーラがカッコいいし、「未来を生きる君たちへ」以来ファンになったミカエル・パーシュブラントのハマーショルド国連事務総長もセクシーなので一応、楽しめた。ハマーショルドの死は、小学生の私が国際政治の闇を最初に感じたショッキングな出来事だった。評価:B+。


「レセ・パセ」のドゥニス・パタゴニスは間違い。正解はドゥニス・ポダリデス。フランス人の苗字はよく間違える。


 a-Nikki 1.02