2019/04/28 (日)

昨日の映画日記の追加。

3月19日にTジョイ京都で見たデンマーク産の密室映画「THE GUILTY ギルティ」が抜けていた。グスタフ・モーラーの将来性を感じさせるスリラー。脚本のキャラ構築が見事。演じ切ったヤコブ・セーダーグレンのうまいこと。トム・ハーディ主演の「オン・ザ・ハイウェイ」はつまらなかったが、こちらは上質。A-。


2019/04/28 (日)

昨日の映画日記の追加。

3月19日にTジョイ京都で見たデンマーク産の密室映画「THE GUILTY ギルティ」が抜けていた。グスタフ・モーラーの将来性を感じさせるスリラー。脚本のキャラ構築が見事。演じ切ったヤコブ・セーダーグレンのうまいこと。トム・ハーディ主演の「オン・ザ・ハイウェイ」はつまらなかったが、こちらは上質。A-。


2019/04/27 (土)

ついにゴールイン。


本日の撮影でクランクアップとなる。と言っても演技陣を使ってのシーンは昨日、東本願寺でクランクアップとなった。原田組のみんな、渡るべき多くの河を渡ったね。ご苦労さま。よく戦い抜いた。

ブログを書けなかったのは現場が大変だったことの他に理由がもうひとつある。それは、毎日、「燃えよ剣」ジャーナルとでも呼ぶべき撮影日記をつけていたから。戦闘記録はリアルタイムで報告できるものではない。感性が記録魔モードになっているときにはブログは露悪趣味の敵に思える。

困難な状況でも映画だけは都合をつけて見ていた。気分転換の意味もあったし、刺激を受けたくて見た場合もある。普段なら見ないオバカ映画もこういう時期にはちょっとした栄養補給になる。というわけで、取りあえず、今年になって見た映画と寸評を列記してブログ肩ならしとしよう。

1月はプレプロダクション真っ最中、2月9日にクランクインという時間軸の中での観賞録である。評価はいつも通り、A+からC-までの9段階。



JANUARY

「ローマROMA」A+  (劇場)
のっけから年間ベストワンと遭遇してしまった。60年代末から70年代初頭のメキシコシティを中心とした「面」で時代を再現したキュアロンの豪腕に感服。舌を巻く巧さだ。人物を活写せずに空間を描いている。それなのに、ラストの感動の高まりがすごい。そして、映画史上最もダイナミックで詩的なブックエンドが圧巻。狭いドライヴウェイと大型セダンに代表される「セックスのメタファー」も見事。

「アリー/スター誕生」A (劇場)
導入部の演出のうまさで魅了された。クーパーとレディ・ガガの演技も超一流。前半は巧みな脚本演出と演技の相乗効果で涙涙。後半はその余力で愛おしい。

「ザ・ライダー」A- (AMAZON)
シロウトを使ってロデオ・ライダーの現代西部劇を作ったクロエ・チャオの才能に注目。

「アブセンシア」B+ (AMAZON)
ブルガリアで、ボストン設定の話を作るなど強引だがヒロイン、ストーナの魅力で全エピソード一気観賞。途中、早回しもしたけど。

「悪女」C- (DVD)
やり過ぎアクションが売りの韓国産オバカ映画。プロットが陳腐。

「スノーマン」C (DVD)
荒涼のロケ地最高。脚本最低。ファスビンダー株は一気に堕ちた。

「君の名前で僕を呼んで」C (DVD)
劇場で見ようと思っていたがタイミング合わず、DVD観賞。前半はリリカルでトスカーナの風物も楽しめるのだが、一端デキちゃったら極度にダレてしまりのないことになってしまった少年愛の世界。メタファーも知的というよりは痴的。グァルダーノは大した監督じゃないね。



FEBRUARY

「蜘蛛の巣を払う女」B  (劇場)
フェデ・アルヴァレスの映像センスは素晴らしい。が、そこに引っ張られて論理性を欠くシーンが続出。プロットもお粗末。

「ファーストマン」A-  (劇場)
ゴズリングもクレア・フォイもうまい。ハンドヘルド多用のアプローチも正解。しかし音楽が後半通俗ブス。終盤もインパクトなし。「ライト・スタッフ」に遠く及ばず。

「女王陛下のお気に入り」A  (劇場)
3女優の競演見事。ヨルゴスの超広角レンズ多用の絵作りにも刺激を受けた。しかし、「イヴの総て」の高揚がない。共感を呼べぬ人物がウィットで戦う映画には小気味よいエンディングが不可欠。この映画にはそれがない。殊に終盤のレイチェルの逆襲が手不足。同じ攻めの繰り返し。

MARCH

「ボヘミアン・ラプソディ」C  (劇場)
ラスト11分のステージ以外見るべきものなし。脚本演出ともにB級。すべてが安っぽい。ラミにも魅力がない。これでオスカーか。うんざり。

「運び屋」C (劇場)
後半のだらだら感でがっくり。役者のイーストウッドは素晴らしい。監督のイーストウッドなとっくに終わった。ダイアン・ウィーストの市原悦子芝居にはまいった。ウディ・アレン作品のウィーストは素晴らしかったのに。脚本の家族の絆強調が度を超えている。音楽も中盤から極度にあざとくなる。

APRIL

「ハンターキラー 潜航せよ」B  (劇場)
おばか映画にちょっと毛の生えた面白さはあり。ジェラルド・バトラーにはもっと質の高い映画に出てもらいたい。

「シャザム!」B  (劇場)
ザカリー・レヴィのスター誕生映画。フォーミュラを手際よくこなしたキッズ向けポップコーン映画。


2019/04/27 (土)

ついにゴールイン。


本日の撮影でクランクアップとなる。と言っても演技陣を使ってのシーンは昨日、東本願寺でクランクアップとなった。原田組のみんな、渡るべき多くの河を渡ったね。ご苦労さま。よく戦い抜いた。

ブログを書けなかったのは現場が大変だったことの他に理由がもうひとつある。それは、毎日、「燃えよ剣」ジャーナルとでも呼ぶべき撮影日記をつけていたから。戦闘記録はリアルタイムで報告できるものではない。感性が記録魔モードになっているときにはブログは露悪趣味の敵に思える。

困難な状況でも映画だけは都合をつけて見ていた。気分転換の意味もあったし、刺激を受けたくて見た場合もある。普段なら見ないオバカ映画もこういう時期にはちょっとした栄養補給になる。というわけで、取りあえず、今年になって見た映画と寸評を列記してブログ肩ならしとしよう。

1月はプレプロダクション真っ最中、2月9日にクランクインという時間軸の中での観賞録である。評価はいつも通り、A+からC-までの9段階。



JANUARY

「ローマROMA」A+  (劇場)
のっけから年間ベストワンと遭遇してしまった。60年代末から70年代初頭のメキシコシティを中心とした「面」で時代を再現したキュアロンの豪腕に感服。舌を巻く巧さだ。人物を活写せずに空間を描いている。それなのに、ラストの感動の高まりがすごい。そして、映画史上最もダイナミックで詩的なブックエンドが圧巻。狭いドライヴウェイと大型セダンに代表される「セックスのメタファー」も見事。

「アリー/スター誕生」A (劇場)
導入部の演出のうまさで魅了された。クーパーとレディ・ガガの演技も超一流。前半は巧みな脚本演出と演技の相乗効果で涙涙。後半はその余力で愛おしい。

「ザ・ライダー」A- (AMAZON)
シロウトを使ってロデオ・ライダーの現代西部劇を作ったクロエ・チャオの才能に注目。

「アブセンシア」B+ (AMAZON)
ブルガリアで、ボストン設定の話を作るなど強引だがヒロイン、ストーナの魅力で全エピソード一気観賞。途中、早回しもしたけど。

「悪女」C- (DVD)
やり過ぎアクションが売りの韓国産オバカ映画。プロットが陳腐。

「スノーマン」C (DVD)
荒涼のロケ地最高。脚本最低。ファスビンダー株は一気に堕ちた。

「君の名前で僕を呼んで」C (DVD)
劇場で見ようと思っていたがタイミング合わず、DVD観賞。前半はリリカルでトスカーナの風物も楽しめるのだが、一端デキちゃったら極度にダレてしまりのないことになってしまった少年愛の世界。メタファーも知的というよりは痴的。グァルダーノは大した監督じゃないね。



FEBRUARY

「蜘蛛の巣を払う女」B  (劇場)
フェデ・アルヴァレスの映像センスは素晴らしい。が、そこに引っ張られて論理性を欠くシーンが続出。プロットもお粗末。

「ファーストマン」A-  (劇場)
ゴズリングもクレア・フォイもうまい。ハンドヘルド多用のアプローチも正解。しかし音楽が後半通俗ブス。終盤もインパクトなし。「ライト・スタッフ」に遠く及ばず。

「女王陛下のお気に入り」A  (劇場)
3女優の競演見事。ヨルゴスの超広角レンズ多用の絵作りにも刺激を受けた。しかし、「イヴの総て」の高揚がない。共感を呼べぬ人物がウィットで戦う映画には小気味よいエンディングが不可欠。この映画にはそれがない。殊に終盤のレイチェルの逆襲が手不足。同じ攻めの繰り返し。

MARCH

「ボヘミアン・ラプソディ」C  (劇場)
ラスト11分のステージ以外見るべきものなし。脚本演出ともにB級。すべてが安っぽい。ラミにも魅力がない。これでオスカーか。うんざり。

「運び屋」C (劇場)
後半のだらだら感でがっくり。役者のイーストウッドは素晴らしい。監督のイーストウッドなとっくに終わった。ダイアン・ウィーストの市原悦子芝居にはまいった。ウディ・アレン作品のウィーストは素晴らしかったのに。脚本の家族の絆強調が度を超えている。音楽も中盤から極度にあざとくなる。

APRIL

「ハンターキラー 潜航せよ」B  (劇場)
おばか映画にちょっと毛の生えた面白さはあり。ジェラルド・バトラーにはもっと質の高い映画に出てもらいたい。

「シャザム!」B  (劇場)
ザカリー・レヴィのスター誕生映画。フォーミュラを手際よくこなしたキッズ向けポップコーン映画。


2019/04/17 (水)

ホームストレッチ。


「燃えよ剣」撮影もホームストレッチに入った。少し余裕が出たので4ヶ月ぶりにブログ更新。昨日は土方と近藤の流山での別れを和歌山で撮り、きょうはラストシーンを京都某所で撮る。そのあとはベルギー出身の新進気鋭の俳優を迎えて・・・。

ということで撮影も残り二週間を切った。体力も気力も限界は多分越えて、映画作りの桃源郷に彷徨っているような2019年のふわふわ。


 a-Nikki 1.02