2017/08/05 (土)

「最悪の雰囲気でクランクイン」だって?


「関ヶ原」キャンペーンと「検察側の罪人」の撮影で頭がくらくらなるくらい大忙し。昨夜深夜までかけて都内某所でかなり複雑な主役トリオ(木村様、二宮様、吉高様)のからむシーンを撮り終え、きょうは余裕の休日となった。

ドジャースのダルビッシュの快投も見たし、贅沢な飲茶ランチも食べ、気持ちよく昼寝しようと思って、ふと思い出した。

ネットで、「検察側」の撮影が「最悪の雰囲気でクランクイン」と言われてる、と誰かが話してたっけ。私はネット情報を真剣に取り上げるほどヤワな神経な持ち主ではないが、どんなものかと、「最悪の雰囲気でクランクイン」の検索をかけてみた。

で、仰天。怒髪天を衝く。

というか。呆れ返ってひっくり返った。

悪意の塊の嘘八百。よくもまあ、これほどのヨタ記事をかけるもんだ。



見出しには「関係者によれば『最悪の雰囲気でクランクイン』」とあって、本文には制作会社スタッフの証言としてオールキャストの本読みのことに触れている。

曰く「(前略)どういうわけか木村はずっとボソボソと小声で、ほぼ棒読み状態で続けたんです。これには共演者も困惑するしかなく、諌めるはずの監督ですら木村には意見ができない状況もあって同席者たちに不信感を抱かれてしまうような有様でした」

あのなあ。

おまえら、原田組のオールキャストの本読みのルール、知らないの?

これはね、コールドリーディングなんだね。殊に、第一ラウンドは。棒読みを奨励すらしている。つまり、余計な感情こめるな、と。そして、一端、シーン1から読み合わせが始まったら、監督は一切口を出さず、ラストまで約2時間突っ走るとも宣言している。

東宝砧の3スタに100人近くのキャストが集まって、大きな輪を作ってやってるんだから監督や主役から遠い離れた席では台詞が聞き取れなくて当たり前。それでも若手俳優は必死に耳を澄ませることに意義がある。



問題は、出演者の輪のそのまた外側の一番遠くの何列かに座る「関係者」だ。これはつまり映画のクリエイティヴなサイドから言えば、「無関係者席」であって、この人たちに聞かせるために読み合わせをするわけではない。この「制作会社スタッフ」が存在するとしたら、おそらくその無関係者席の人間だろう。

何を諌めるんだ?おい、制作会社のスタッフ君。第二ラウンドまで残っていたら、監督の「諌める」部分も聞けたのにな。

原田組のスタッフはそのあとの少人数の読み合わせにも立ち会って、キムタクの見事な演技も目撃しているんだよ。

本来、本読みはキャストとスタッフだけに限定していた。あるとき、熱心なマネージャーや「関係者」が是非出席させてほしいというので、無関係者席を作って現在に至っている。愚かな「関係者」が悪意に満ちた情報をネットに流すとなると、今後、こういう姿勢は修正せざるをえない。



さらにこのヨタ記事はキムタク攻撃だけでは飽き足らず、「二宮もド下手な芝居を連発し」などとも書いている。

キムタクもニノも、リハーサルから素晴らしい芝居を連発し、役作りに於ける真摯な姿勢に私は毎日毎日感動している。

ちなみにオールキャストの本読みは7月ではなく6月30日。吉高はスケジュール調整がつかず参加していない。「吉高もあきれた」という当初の記事がでたらめであることがバレて、今度は「制作会社のスタッフ」に形を変えて別アングルの悪意満載記事を仕立てているのかい?

頼むよ。

「検察側の罪人」撮影現場は時として監督の怒鳴り声が響くものの、それは原田組恒例の「がんばらなければいけないスタッフ」への激励であって、最高の雰囲気で撮影が進んでいる。キムタクも、ニノも、文句なしに素晴らしい。

ふたりのファンが悪意に満ちたネット情報に翻弄されないよう、祈るばかり。

我々は愉しくベストを尽くしている。


2017/07/07 (金)

大好きな名優の死。


夜中に目覚め、メイルを確認したら遊人から緊急便が入っていた。

中嶋しゅうさんが亡くなった、とある。

嘘だ、と叫びたかった。添付記事を読むと、6日の梅田での公演中、舞台から転落して頭を強く打ち亡くなった、とある。

原田組では、「日本のいちばん長い日」の東条英機役と「関ヶ原」の伊賀者赤耳役で参加してもらった。赤耳は、しゅうさんのために書いたオリジナルの役だ。

「検察側の罪人」ではスケジュール調整がつかず見送ったが、その次もそのまた次も、しゅうさんのために役を書き続けるつもりでいた。

まだ心の整理がつかない。

合掌。


「梅田」は誤情報。池袋のシアターイーストでのアクシデントだったらしい。朝起きてからもしゅうさんのことを偲んでいる。最後に逢ったのは砧での打ち上げだったと思う。舞台稽古があって、「関ヶ原」の初号試写には来れなかったと記憶している。その後、しゅうさんは「関ヶ原」を見る機会があったのだろうか。そのことが今は一番の気がかりだ。見事な東条英機役に続く、愛すべきワルの赤耳。これからの原田組を支えてくれる名優だった。残念、というよりも、悔しくて悔しくて。


追記。最後にしゅうさんと会ったのは4月3日だった。「関ヶ原」のアフレコだ。そのとき、次の企画の話をした。来年のことも話した。嗚呼・・・。


2017/07/07 (金)

大好きな名優の死。


夜中に目覚め、メイルを確認したら遊人から緊急便が入っていた。

中嶋しゅうさんが亡くなった、とある。

嘘だ、と叫びたかった。添付記事を読むと、6日の梅田での公演中、舞台から転落して頭を強く打ち亡くなった、とある。

原田組では、「日本のいちばん長い日」の東条英機役と「関ヶ原」の伊賀者赤耳役で参加してもらった。赤耳は、しゅうさんのために書いたオリジナルの役だ。

「検察側の罪人」ではスケジュール調整がつかず見送ったが、その次もそのまた次も、しゅうさんのために役を書き続けるつもりでいた。

まだ心の整理がつかない。

合掌。


「梅田」は誤情報。池袋のシアターイーストでのアクシデントだったらしい。朝起きてからもしゅうさんのことを偲んでいる。最後に逢ったのは砧での打ち上げだったと思う。舞台稽古があって、「関ヶ原」の初号試写には来れなかったと記憶している。その後、しゅうさんは「関ヶ原」を見る機会があったのだろうか。そのことが今は一番の気がかりだ。見事な東条英機役に続く、愛すべきワルの赤耳。これからの原田組を支えてくれる名優だった。残念、というよりも、悔しくて悔しくて。


追記。最後にしゅうさんと会ったのは4月3日だった。「関ヶ原」のアフレコだ。そのとき、次の企画の話をした。来年のことも話した。嗚呼・・・。


 a-Nikki 1.02